介護保険制度が2000年に施行された4年後の2004年3月に、川崎区(川崎市)で川崎区地域福祉計画が策定され、『地域住民が気兼ねなく交流できる身近な縁側のようなスペースが必要で、こうしたスペースで 互いに交流する過程を通して、地域住民が互いに支え合い、助け合う共助の関係が生まれる』という趣旨で『地域の縁側づくり』が推進されました。
「地域の縁側づくり」については、川崎市川崎区のHPをご覧ください。
私たちは既にそのような考えで活動していましたので、川崎区の地域福祉計画に参画し、改めて「ひまつぶしの会」と称し、最初の具体的な活動を2004年6月17日に昭和町内会館でスタートさせ、参加及び内容は、利用者20名(56歳~94歳)と地区健康福祉センター等のご来賓の方々でした。
1回目の活動内容は
・健康体操指導員による健康体操
・お茶のみ雑談
・手作り会食会
等で、2回目以降は毎月1回の開催となり、場所を「旧大師健康ブランチ(現在の大師支所分室)」の広いスペースをお借りできるようになり、
・ふれあい体操
・子供と遊ぼう(スイカ割、紙飛行機づくり、など)
・身近な健康談話
・行政の専門担当者による講演会
・手作り昼食会
・歌声サロン
等、利用者の意見を聞きながらの活動です。
特に最近では、活動に賛同してくれるボランティア(構成委員と言っている)も20名を超え、利用者のニーズにも対応できるようになり、現在では「ひまつぶしの会」の下(もと)に活動内容の異なる10グループが繁忙な活動をしています。
私たちボランティアも高齢者、利用者も勿論高齢者で、高齢者による高齢者のための高齢者福祉活動を目指し、現在の恵まれた環境が続く限り、更なる活動の発展に尽力いていきたいと考えています。
皆様のご支援、御協力を宜しくお願い申し上げます。